• ジオメトリをコンポーネントに変換すると、3D モデルは以下のすべての動作と機能を持つようになります。

  • タグは、SketchUp モデル内のオブジェクトを整理し、その表示 / 非表示を制御するのに役立ちます。 SketchUp では、各オブジェクトを個別に選択するのではなく、タグ付けされたオブジェクトをワンクリックで非表示にすることができます。 タグを使ってモデルの大きな塊を非表示にすると、目視で探す作業が早くなり、SketchUp のスピードも少し速くなります。 タグの表示 / 非表示は、SketchUp でシーンを設定するだけでなく、モデルを効率的に操作するための設定にも使用できます。タグで表示 / 非表示を制御するには、まず Tags (タグ) パネルでタグを作成します。 その後、タグ ツールまたは Entity Info (エンティティ情報) の Tag (タグ) ドロップダウンを使って、選択したオブジェクトにタグを割り当てることができます。

  • SketchUp のコンポーネントでは、オブジェクトを再利用できます。 たとえば、ほとんどすべての建物には、少なくとも 1 つのドアと窓があります。 これらの共通オブジェクトをモデリングする代わりに、他のユーザーがすでに作成したコンポーネントを挿入することができます。SketchUp のすべてのジオメトリと同様、コンポーネントもエッジと面で構成されています。 エッジと面は、特別なコンポーネント グループの一部にすぎません。 (コンポーネントを作成して独自のジオメトリを再利用することもできますが、これについては コンポーネントと動的コンポーネントの開発で説明しています) 。

  • SketchUp の Match Photo (フォト マッチング) 機能は、以下の操作が可能なため、多くの人に喜びをもたらしてきました。

  • 窓や壁にステッカーを貼ったことはありますか? SketchUp では、デジタル画像にしわが寄ったり気泡が入ったりはしないので、面に画像を貼り付けるのはステッカーよりも簡単です。技術的に言えば、SketchUp では、ハード ディスクにすでにある画像をインポートすることができます。 ハード ディスクから画像をインポートする場合 (図に示す Open (開く) ダイアログボックスを表示するには、File (ファイル) > Import (インポート) を選択します)、画像、テクスチャ、またはマッチングした写真として、画像をインポートできます。Windows の Import (インポート) ダイアログ 

  • モデルにディティールとリアリティを追加するため、SketchUp では面のマテリアルをペイントできます。マテリアルとは、色やオプションのテクスチャ (イメージ ファイル内で定義) を持つペイントのことです。たとえば以下の図では、屋根のマテリアルの色は青く、テクスチャは金属の屋根をシミュレートしています。また、壁と草も色とテクスチャを持つマテリアルです。 モデルにこのようなマテリアルを適用すると、SketchUp のマテリアル用特殊機能によって、以下のことが可能になります。

  • モデルのスタイルの大部分は、背景に見えるものです。 SketchUp では、空、地平線、地面などの背景を、モデルのスタイルに合わせて簡単にカスタマイズできます。 結局のところ、火星に置かれているように見えなければ、火星探査車を作っても何の意味があるでしょうか? 以下の手順に従って、Styles (スタイル) パネルでモデルの背景色をカスタマイズすることができます。

  • SketchUp のスタイルは、何も言わずにモデルの情報を伝えることができる素晴らしい方法です。 スタイルとは、エッジ、面、背景の特定の設定を集めたものです。 鉛筆で描いたエッジとぼやけた色彩のスタイルは、モデルが未完成であることを示します。一方、よりフォーマルなモデルでは、モデルをより写実的に見せる色と設定を使います。 スタイル パネルを使うStyles (スタイル) パネルには、モデルで使用できる定義済みのスタイルが豊富に用意されています。 スタイルの選択は次のように行います。 

  • 3Dでモデルを作成するときは、すべての側面から表示する必要があります。SketchUp では、描画中常に回転、ズーム、パン表示を実行します。 オービット:オービットさせると、モデルの周囲、上、下に移動します。ピーターパンがモデルの周りを飛ぶように回転させることができます。 ズーム:描画中にズームインすると特定のエリアに焦点を合わせて表示し、ズームアウトするとモデルのより広範な部分を表示します。 パン表示:パン表示すると、左、右、上、下に移動します。

  • SketchUp で 3D モデルを作成するには、描画ツール、ビュー、コンポーネント、整理ツールを絶えず切り替える必要があります。 この記事では、これらのツールを組み合わせて使い、特定の形状やオブジェクトをモデリングする方法を示すいくつかの例を紹介します。これらの例では、SketchUp で 3D モデルを作成するための応用 (木工、パーツや抽象オブジェクトのモデリング、建物の作成) をいくつか示しています。 例は、単純なものから複雑なものまで、大まかに並べられています。