Trimble ID のパスワードは、アカウントを保護するための第一の防御手段です。 Trimble ID パスワードには、必ず以下の要素が含まれている必要があります。

  • 8 文字以上
  • 少なくとも 1 つの大文字
  • 少なくとも 1 つの小文字
  • 少なくとも 1 つの数字
  • 次の特殊文字のいずれか 1 つ: !@#$%^&*_-+

Trimble からパスワードのリセットを求めることはありません。また、いつでも自分でパスワードを変更することができます。

: これらのルールは、会社がアカウントを管理している場合や、Apple や Google などのサード パーティを使ってサインインしている場合には適用されないことがあります。詳しくは、フェデレーションまたは Trimble アカウントでサード パーティのサインイン オプションを使用するを参照してください。

ランダムな文字列で構成された長いパスワードは強力とされていますが、覚えにくいという欠点もあります。 その代わりとして使えるのが、パスフレーズです。 パスフレーズは、自分だけが意味を理解できるような短い文やフレーズで構成された複数の単語の組み合わせです。 このフレーズをそのままパスワードとして使用できます。 たとえば、こんなパスフレーズがあります:

SketchUp_is_@wesome!

パスフレーズを使うことで、従来のパスワードに比べて以下のような利点があります。

  • 覚えやすい。 子どもの頃に覚えたフレーズや、意味はなくても印象に残る言葉の組み合わせは、ランダムな文字列よりもずっと覚えやすいです。
  • 破られにくい。 現代のサイバー犯罪者は、従来型パスワードであれば、たとえ非常に複雑でも解読する手段を持っています。 しかし、パスフレーズは長さがあるため、統計的に見ても人間にもロボットにも強い耐性があるとされています。
  • 要件を満たしやすい。 フレーズには自然と多様な文字が含まれるため、厳しいパスワード要件も容易に満たせます。

パスフレーズを作成する際に参考にできるガイドラインをいくつかご紹介します。

  • 自分にとってユニークで覚えやすいものを使う。 パスワードは、子どもの頃の思い出、お気に入りの食べ物、印象に残っている体験などをベースにすると良いでしょう。
  • 長ければ長いほど安全。 パスフレーズは複雑さよりも長さで安全性を高めるため、最低でも 12 文字以上にすることが推奨されます。 12 文字を超えるごとに、パスフレーズの安全性はさらに向上します。
  • よく知られたフレーズは避ける。 国歌の一節などは自分にとって覚えやすくても、他の多くの人にとっても同じです。 有名人の名言や本の名セリフ、ポップ カルチャーの決まり文句なども同様に避けましょう。
ヒント: パスワードを作成するときは、実際に使う前にその安全性を確認してみるのもおすすめです。 インターネット上には、セキュリティをチェックできる方法がいくつかあります。 多くのブラウザにはパスワードの安全性を確認する機能があり、また、検索すれば信頼できるサード パーティ サイトも見つかります。 ただし、パスワードを入力する前に、そのサイトやツールが安全かどうかを必ず確認してください。
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